
店頭幕によく使われるフォント
店頭幕はフォントによって大きく印象が左右されます。
例えば「激安メニュー」の宣伝等、広告としての要素を強めたい場合は、視認性の高いフォントをご利用頂くのが良いかと存じます。一方で、和風店舗のイメージ作りが目的であれば、毛筆書体をご選択頂くのが適当になります。
代表的なフォントを下記にご紹介致します。
【基本書体】
店頭幕だけでなく、様々シーンで活用されております基本書体についてご紹介致します。一般的でクセがないため、どんな場面においても無難にまとめ上げることが可能なフォントです。
■ゴシック体
縦横の太さが同等でクセがないため、様々なシーンで用いられているフォントになります。
店頭幕においては、手頃で格安なレストランや、レトロモダンなバーなど、洋風な飲食店様によくご活用頂いております。また、フルカラーで作成されるお客様にもしばしばご利用頂いています。
■明朝体
縦線を太く横線を細くした、ゴシック体と並ぶ代表的なフォントです。漢字を活字として印刷するために、楷書を単純化したものです。バランスのとれた書体ですので、和洋のデザイン問わず、あらゆる店頭幕にマッチ致します。
【毛筆書体】
多種多様なお客様よりオーダーを頂いておりますが、やはり、店頭幕は和風な店舗様に特に良く似合います。その関係上、毛筆書体にて、ご製作されるお客様が大変多くなっています。ここでは、代表的なフォントをご紹介して参りますので、ご参考までにご一読下さいませ。
■楷書体
楷書体は一画一画筆を離して書くという特性上、見る側にとって見えやすい書体です。なおかつ、漢字の印刷書体ならではの味わいも合わせもっている、非常にバランスの良いフォントです。
店頭幕においては、どのようなプリントデザインにも挿入できる、万能型のフォントと言えます。
■行書体
行書体は続け書きも見られる、味わい深いフォントです。草書ほど文字を崩してはおらず、一般的な漢字を読むことが出来れば、判読が可能な書体です。
店頭幕においては、和の風情や趣きを前面に押し出したいケースや、綿素材でご制作頂く場面にて、頻繁にご活用頂いております。
■勘亭流
勘亭流は元々、歌舞伎の看板に用いられていた江戸時代きっての図案文字となります。ご活用頂くだけで、すぐさま「日本オリジナルのイメージ」を演出することが可能になります。